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あまのじゃくをおおいに活かそう
私は生まれつきのあまのじゃくです。
右に行けと言われたら左に行きたくなります。
流行っているものは買いたくなくなります。
生きづらいと思ったことはないですが、なんでこんなに人の反対方向に進みたくなるのだろうと考えたこともあります。
結論は「あまのじゃくな人は、人の逆に行くべき人間なんだ」です。
協調性という縛り
30数年生きてきて、つくづく思うのは右へ倣え、に疑問を覚えずに従う人が多いということです。
右へ倣わないとどうなるでしょうか。
周囲と違った反応ということで、悪い意味で目立ちます。
日本人は島国特有の閉鎖された環境のせいなのか、人と違う行動をする人を変わり者とみなします。
変わり者は周囲との協調性に欠ける、との烙印を押され悪い人扱いされます。
村八分という言葉は日本人の特徴をよく表している言葉ですね。
村八分という言葉を調べてみると
出典:Wikipedia
とのことです。
村社会だった日本は有力者の権力が非常に強かったので、従わないとつまはじきにされるというものです。
もっと自由な時代へ
今の日本でも村社会は存在しており、村八分も起きているそうです。
しかし、今はそんなものに縛られる必要はなくなりました。
どこに住んでも何をしても自由です。
何にも縛られるものはないはずなのに、わざわざ制限をかけて自分から縛られている人もいます。
自分を縛っているのは自分です。
その縛りに縛られないのがあまのじゃくの強みです。
そもそもあまのじゃくでなにか問題がある?
あまのじゃくで困ったことが何かあるのか?という話をしましょう。
私は根っからのあまのじゃくで今まで生きてきました。
普通に日常生活ができますし、友人との交友や人並みに恋愛もしています。
今は子どもも生まれて普通の家庭を築いています。
ただ、ふと沸き起こってくる感情があり、それは強要されたり、決まりや組織ということに対して拒絶反応が起こることです。
学校の校則で「髪を染めてはいけない」とありました。
なぜ髪を染めてはいけないの?と疑問でした。
それは風紀の問題で髪を染めることにより学校が荒れることにつながるかもしれません。
そしてそれを真似する生徒が出れば連鎖反応で次々と髪を染める生徒が出てきます。
一度乱れたらなかなか元に戻すことは難しいです。
と理由はあったのかもしれませんが、とにかく色々な校則という縛りが苦手でした。
社会人になっても規則はありますよね。
規則がなければ何をしてもいい、ということになり収拾がつかなくなります。
しかし、その中で生きなければいけないかというとそういうわけではありません。
あまのじゃくなりの考え方
あまのじゃくは悪く言えばただの協調性のないわがままにみえるかもしれません。
しかし、あまのじゃくの長所は物事に対して疑問の目を向けることができることです。
当たり前の用に右へ倣えという号令には従いません。
なぜなら、なぜみんなと同じことをしなければならないのだろう、という疑問が湧き上がるからです。
人間の習性として群集心理があります。
少数派よりも多数派にいる方が安心できるということです。
経験ありませんか?
多数決をとるとき、なんとなく人数の多い方に行きたいという人は少なからずいると思います。
それは人間の本能の一部であるので仕方がありません。
その本能に逆らうことに違和感を持たないのです。
それは自分が納得しないからです。
自分が納得すれば多数派の意見に同調することもあるでしょう。
決してひねくれているわけではないのです。
あまのじゃくは今の時代に生きやすい
多様化が進んだ現代では従来のやり方にとらわれる必要はありません。
むしろ、今まで当たり前だと思っていた一般常識に対しても疑問の目を向けることができます。
就職がまさにいい例ですね。
いい学校を出ていい企業に入り、定年退職まで働く。
というのはもう昔の話です。
今の給料が頭打ちの時代では、給料だけでは老後の生活も安心して送ることは難しいかもしれません。
そして今の勤め先が定年まで存在しているのかもわかりません。
1つの収入に執着すると何かあった時に身動きが取れなくなる恐れがあります。
人と違う視点を持つことができるあまのじゃくは、会社に執着する必要がないことに気づいているかもしれません。
特にあまのじゃくの人はトレーダーに向いていると思います。
本能に逆らうことができるので、周囲の意見に惑わされず逆張りでトレードができるのではないでしょうか。
私は逆張りもしますが、まだ恐怖心を持ってしまいます。
まだまだですね。
まとめ
あまのじゃくは世間一般的には悪いイメージで捉えられているふしがあります。
しかし、あまのじゃくはただ人の反対を行きたいだけではなく、自分の信念に基づいて行動した結果、少数側にいっただけなのかもしれません。
人と違う視点を持つことができることは大いに有効利用するべきです。
きっとこの習性は他の人には理解されません。
そこに大きな強みがあります。
多様化が進んでいる今の時代はとても生きやすくなりました。
自分なりの選択をしてみてはいかがでしょうか。