サンバイオが寄ったらどうするか考えました。まずは生きること最優先!
今週も投資家やトレーダーの間で話題の中心にある「サンバイオ」
今日のPTSでは寄ったことで明日はどうなるか気にしている方が多いようです。
そこで自分ならどう行動するかを考えてみました。
こんな人に読んでほしい
・サンバイオをいつ売るのか悩んでいる人
目次
サンバイオが寄るかどうかが焦点
PTSで取引をした人が多かったようです。
まずは寄りの動きがどうなるかを考えます。
PTSでの取引
PTSでサンバイオが取引されました。
出来高が170万越えとかなり活発な取引が行われているようです。
ホルダーがぶん投げている様子がうかがえます。
しかし、短期的なリバをとるために買いで参入している有名な投資家もいました。
様々な情報が錯綜しており、明日もカオスな状態になりそうです。
サンバイオを保有している場合
ここからはサンバイオを保有している場合、寄った時にどのような行動をとるか考えました。
寄り付きですべて売り
私なら寄り付きですべて売ります。
それには理由があります。
ここからさらに下げる可能性があるからです。
高値で買った投資家はこのストップ安続きで相当、精神的にまいっていると考えます。
この苦痛から早く解放されたい!
という気持ちがかなり高まっているのではないでしょうか。
その精神状態を考えると、まだ売られる可能性が十分に考えられるからです。
損切できない人は、
これだけ下げたし有名な投資家も参入するようだからもう少しもっていよう、
と確定損を避けることも考えられます。
しかし、もしここから下げたらどうしますか。
逃げ場に逃げられなかったら、次の逃げ場がどこになるのか見当もつきません。
冷静になるためにも私なら売りをします。
売らない場合
もしどうしても売りたくないのなら、確定損がどれくらいなら許容できるか、ということを明確にしておくことが重要です。
リバを期待することは否定しませんが、もしリバがなければ損失はさらに膨らむことになります。
トレードをするためには資金が必要です。
あなたは自分がトレードするときにはいくらの資金があればいいですか。
その資金量を残すには、いくらまでの損失ならばトレードできるかを考えてください。
サンバイオを保有していない場合
今回は助かったかもしれませんが、次は自分が同じ思いをするかもしれません。
保有していなければ、冷静に今回の値動きを観察することができます。
なぜサンバイオを保有していなかったのか、理由を探る
巨大なイナゴタワーが形成されたサンバイオですが、買わなかった理由があるはずです。
たとえば、
短期間で株価が高騰したから買わなかった
・高値圏の銘柄には手を出さないことにしている
・サンバイオを買う資金がない
などです。
もし自分が保有していたらどうするか考える
次にもし自分が保有していたらどうするか考えてみてください。
・どんな精神状態になるだろうか
・どこで売るのか
・資金がどのくらい減るのか
などです。
今回の件で学ぶこと
損をしても運よく被害を受けなくても学ぶことは必ずあります。
この経験を必ず次に活かすためです。
資金管理の重要性
必ず守らなくてはならないのが資金管理です。
この資金管理こそが相場で生き残るためにやらなければならないことのひとつだからです。
例えば資金量が1000万円あったとします。
サンバイオが100株で100万円だったとして、あなたならいくら分購入しますか。
いくつかの銘柄を購入している方なら、そんなにたくさん持つことはしないでしょう。
またいくつかの戦略を併用している人は、他にも仕掛けがあるかもしれないので、必然的に購入枚数は少なくなるはずです。
しかし、サンバイオに全力買いした場合はどうでしょうか。
たしかに直前までは出来高もあり、チャートの形的にも上を目指せたかもしれません。
ただ、今回の治験失敗というニュースはバイオ株にとってはついて回ります。
その時に最悪その会社の株式に価値がなくなったとしても、次のトレードをできるくらいの余力を残しておくべきです。
ルールを決めておくこと
バイオ株に限らず、日産自動車の件やTATERUの件など、市場ではどうしようもないことが起こります。
そんな状況に陥った時に、どのような行動をとるのか、ということをあらかじめ決めておくことです。
損失がどんどん膨らんでいくと、焦りや悲しみ、絶望や怒りなどの様々な感情が襲ってきます。
そんなときは正しい対応ができなくなります。
いつでも「この状況の時はこうする」というルールを決めておくことです。
人間は思っているより強くありません。
そして感情に行動を操られる生き物です。
人間の本質を変えることはできません。
その本質に逆らう人が勝てる世界です。
まとめ
もしサンバイオが寄った場合、私なら寄り付きですべて売ります。
損失が膨らんだ状態では判断力が低下しています。
そして一度冷静になり今回の出来事を振り返ります。
サンバイオを保有している人も、保有していない人も今回の値動きは非常に参考になるはずです。
悪いことがあれば必ずいいこともあります。
まずは生き残りましょう。
注:個人的な意見です。
株の売買は自己責任でお願いします。